Linuxでエンコードするテスト。

連休はわりとひきこもりで、ひさびさにPC三昧。
先月TV録画用PCを新調してから、録画はとても快調。
快調なのはいいことなんですが…撮りっぱなしの動画がたまってきてしまった。
お手軽に撮れるのはいいんですが、デジタル放送はHD解像度なMPEG2-TSのため、
地上デジタルで約17Mbps、BSデジタルで約24Mbpsと、かなり容量を食うのです。
HDDも大容量低価格化が進んでいるせいで、見て見ぬふりをしていましたが、
そろそろ対策を考えねば、と思い立ったわけです。連休だし。
MPEG2-TSのファイルは、フォーマットと容量のせいで扱いづらいのが難点。
そこで別フォーマットへエンコードする!と考えるのだが、アナログ時代に
キャプチャ&エンコードをやっていたせいか、インターレース解除、
フレームレート調整、CMカットなどなど…どうにもエンコードに手間を
かけたくなってしまうのです。
しかしそんなことを言っていてはいつまでたっても始まらないので、今回は
思い切って割り切って考えてみました。
撮った番組を扱いやすくするため、片っぱしからx264+AACなMP4にしてしまう。
そう思って調べてみると、便利そうなツールはWindows用がほとんど。
録画PCはWindowsだけどAtom化してしまったため、録画中を考えるとエンコードも
させるには少々戦力不足。
ほかに常時動いているPCをいえば、VMware兼ファイルサーバーのCentOS。
VMware上でWindowsもいくつか動いているけど、さすがにゲストでエンコードを
させるのも無駄すぎる。
Windows用の便利ツールでもよく使われているffmpegがlinuxでも使えるので、
今回は一番パフォーマンスの出そうなホストのCentOSでやらせることにする。
※ffmpegは適当に yum install ffmpeg します。
まずはMPEG2-TSをそれなりに使いやすくするため、録画PCからsamba共有領域へ
録画PCのWindowsでTsSplitterを使って余分なデータを落としながらコピーする。
※CMカットとかはしません。CMも季節モノなので重要視。言い訳じゃないです。
そこそこ画質を上げるため、ffmpegでx264を扱う時に必要なpresetファイルを
ちょびっと修正してあります。
そしてffmpegに食わせてみる。
今回試行錯誤した結果、以下の設定が自分的な妥協ラインのようです。
映像:1pass/1280×720/16:9/24fps化/インターレース解除/1200kbps
音声:48KHz/192kbps

ffmpeg -acodec libfaad  -i "/disk5/share/encode_tmp/encode_wait/200909010000_テスト番組_HD-1.ts" \
-f mp4 -vcodec libx264 -vpre "/usr/share/ffmpeg/libx264-hq2.ffpreset" \
-aspect 16:9 -s 1280x720 -b 1200k -r 24000/1001 -deinterlace -threads 0 \
-acodec libfaac -ac 2 -ar 48000 -ab 192k test_hq2_1200k.mp4

これで映像時間x1.5倍くらいの時間でできあがりました。
それなりに観れる画質になり、容量も30分番組で300MBほど。
インターレース解除とか24fps化がうまくいってないとか、細かいことを気にしては
いけません。手軽に観れるようにするのが目的なのです。
今のところ大きな音ずれ等は起きてないので、この設定で様子をみよう。
ひとまず手順ができたけど、エンコード設定を試行錯誤しすぎて連休が終わってしまったので、
自動化は今後の課題。
PC用、PSP用、ケータイ用みたいに複数自動でエンコードしてしまえば、ためずに観るように
なるのでは無いかと思います。たぶん。
そのうちMPEG2-TS⇒DVD化も試してみよう。
画質落として何を?って思うけど、今はまだBDよりDVDの方が主流かなと。
番組の録画頼まれて撮ったりしても、渡し方に困る時があるんだよね。
DVDならだれでも知ってるけど、MP4だとPCユーザーしかわからんだろうし。
今後は本当に保存したいものだけ手間をかけるようにしよう。

録画PC。

最近どうもTV録画用PCの調子が悪いのでなんでかなーと思ってたら
日中の室温が38度とか。ヒドイ仕打ちだった。
今年は日中稼動しているのがサーバーと録画PCだけだから、エアコンはいらないかなぁと
今年からOFFってみたらこのざま。
もともとあまってたPCで用意した関係で、ShuttleCube+Athlon64X2 5200+という
無駄構成がたたった模様。とってもエコじゃない。
省電力化≒低発熱と信じ込み軽くIYH。
ということで今回はこれ、Noah AT330


PT1を使っているので、PCIが使えることが前提でAtomなモノ、となると選択肢はここら辺に
なるようで。Noah AT330は Noah 800に Intel D945GCLF2 を組み込んだベアボーン形状。
D945GCLF2は持ってたけど、組み込むの面倒になって(´Д`;)ヾ
ついでにSeagate ST31500541ASも購入。
5900rpmの低消費電力らしきあれです。録画PCには丁度よさそうです。
早速組み込んでみる。


PT1とHDDがギリギリすぎるけどいいんかこれ?


というわけで後ろはこの通り。


白FriioとHDUSFを外してHDU2にしたり若干コンパクトになっている録画PC。
さてさてこの夏を乗り切れるか見ものですね。
ついでにWindows7をwktkしすぎて ノリでSuperTalent FTM28GX25H をIYH。
家帰ってみたら Intel X25-M が2万切っていたらしくショック。
120G以上欲しかったんだヽ(`Д´)ノ とか
PhotoFast G-MonsterV1使ってて不満ない自分には問題なくね(・ω・ )モニュ?
などと自分に言い聞かせて 8月15日をwktkして待つことにします。

PC整理。

ちょっとずつ進めていたPC群の仮想化も順調に進み、
常時稼動するPCはファイルサーバとVM用サーバだけに
なりました。
おかげで騒音も減り、室温も25℃を切るように。
でもまだ暑い・・・
今日は他のPCも整理。
最近ご無沙汰になっていたキャプチャをちょこっと再開して
みたところ、とある無駄なことに気づく。
キャプチャ用とエンコード用にそれぞれPCがあるけど、
同時にすることはほとんど無い。
コレは勿体無い。
なんか両方起動してると室温も28℃を超えるし。
・キャプチャ用PC
 CPU:Athlon64X2 5200+
 MEM:2GB
 M/B:GIGABYTE GA-MA69G-S3H
 CAP:PV3+Monster-X
 OS :WindowsXP Professional(32bit)
・エンコード用PC
 CPU:Core2Quad Q6600
 MEM:4GB
 M/B:Shuttle SG33G5
 OS :Windows Vista Ultimate(64bit)
Shuttleの方がCubeベアボーンで小さいのでこっちに統合。
買ったまま放置のPV4が2枚ぐらいあったので、挿してみる。
PV3/PV4はわりと動作環境がシビアなようだったが普通に動いた。
VistaではAeroを切らないといけないけど、そんなのはどうでもいい。
また1台減らせた。やったぞ自分。
この調子でPCを減らしていこう。

Vista Service Pack 1

Vistaをメインで使い始めて、2週間ぐらいたった。
XPをクラシックで使用していたのに、Vistaテーマのまま使い続けてます。
Aeroもウインドウアニメーションもすべて有効のまま。
有り余っているであろうマシンリソースを使わせる為だと自分に言い聞かせる。
すでに意地レベルw
不満の大半は「Windows Vista,ユーザーを悩ませる「10の厄介事」」
書いてあるw
要所要所でイラっとくる感じがたまりませんねヽ(`Д´)ノ
そんなアレなVistaにも、先日SP1がMSDN/TechNet会員向けに公開されたので、
早速入れてみた。
特に問題も起こらずインストール完了。
OSバージョンは [Version 6.0.6001] となっていた。0.0.0001だけあがったw
普段使ってる機能面では、リモート デスクトップ接続クライアントの動作が
結構変わってるっぽい。
個人的にはちょっと使いやすくなった( ゚∀゚)
今のところ問題は特になし。動作だけなら快適そのものだ。GUIは相変わらず。
窓の杜はこんなことやっている暇があったらVistaをXPっぽく使う特集を組んでくれw
20080216_vista01.jpg

今日もアキバ。

今日もアキバです。18時半アキバ着。
なかなかに遅い行動ですが、そんなのは気にしません。
さて今日も何かないかなと友人たちとウロウロ。
ひとまずHDDを買う予定だったので、HDDを購入。
仮想化サーバへの集約を毎週ちょっとずつ進めていたけど、
容量が足りなくなってきたので増設です。
普段はSeagateしか買わない私ですが、今回は容量重視で
WesternDigital製の1TBを2台購入。
1個25000円。
安いなオイ。Seagateは500GBで13000円ぐらいするのに。
目的も終え散策していると、変なトラックボールを発見。
トラックボールユーザーとしては見逃せないので確保。
使い勝手をチェックする・・・微妙。
まあ何処かで使う機会があるかもしれん。持っておこう。
明日も休みだし、今晩は仮想化サーバへHDDの増設でも
しておこう。
20080210_tb01.jpg

64bitへの旅立ち その3 Vista完了。

無事Vistaのインストールも完了し、必要そうなソフトのインストールも完了。
一通り使ってみて、ブラウザ・動画再生ソフト・テキストエディタ・puttyが
入っていれば生活できるといまさら気づく。
しかし本気で使ってみて気づくが、このGUIはやっぱり無いなと思う。
XPをクラシックで使っていたせいもあるんだろうけど。
まあこれから使っていく以上慣れるしかないのでがんばろう。
VMwareWorkstationの動作は、Q6600に比べるとIrwindale Xeonでは
やっぱりもっさりしてる気がする。
まあ普通の作業には問題なさそうなので、さっさとVistaへ完全移行しよう。
64bitへの移行を果たし、めでたくメモリも認識。これだけでもう満足だ。
20080203_vista01.jpg

64bitへの旅立ち その2 VMwareConverter

今のXP環境をいきなり捨てることは難しいので、思い切って仮想化してしまいます。
VMwareから出ているVMwareConverter。
物理マシンから仮想マシンへと変換する夢のようなツールです。
VMwareの仮想化ソフトは普段から利用しており、VMwareServerはとても重宝している。
でも物理マシンから仮想マシンへの変換。
本当に出来るのだろうかと半信半疑になりながらもVMwareConverterインストール。
とりあえずシステムが入ったHDDがあればどうにかなるので変換してみる。
使用しているHDDはラプター74G、実使用量は26GB程度。
VMwareConverterを起動し変換開始。
VMwareのサイトには「物理マシンから仮想マシンに数分で変換」とあるが、
実際そうもいかない。
でも思ったより早く、1時間ぐらいで変換完了。
コレで本当に動くのだろうか・・・
テストするため、すでにVistaを入れてある別のPCへ VMwareWorkstationをインストール、
イメージをコピーし起動してみる。
おお、普通だ。
今まで使っていた環境がそのまま再現されている。不思議だ。
ホストPCのスペックはCore2Quad Q6600 4GBメモリで特にストレスなく動く。
コレなら本当にやっていけそうだ。
早速メインPCにVistaを入れてしまおう。
・・・Xeon3.0GHzDualでのVMwareのパフォーマンスがどうなのかが気になるけど。

64bitへの旅立ち その1

先週会社の同僚とアキバを散策中、何となくメインPCのメモリを増設したくなって衝動買いをしてみた。
愛用してるメインPCはSuperMicroのX6DAL-TGを使用しており、最大搭載メモリは24GB。
ということは4GBx6枚まで積めるということで。
買ったメモリはMicron PC2700 ECC REG 4GB 2枚。
いまさら感があるスペックだが気のせいだ。
現在は1GBx4枚積んでおり、OSはWindowsXPPro。32bit。
OSからは3GBと認識。
4GBx2枚追加したところで、BIOSでは12GBと認識するが、当然OSからは3GBのまま。
この無駄さ加減が最高です。
・・・といってもさすがに意味がないので、64bitOSへ移行を計画。
CPUは過去の遺物 Irwindale Xeon3.0GHzDual。
ネットバースト、ハイパースレッティング等々、突っ込みどころ満載ですが、EM64Tが
載ってるのでパフォーマンスはともかくインストールはできるでしょう。
個人的にMicrosoftは大好きなので、1年経ってもまったく流行ってないVistaを入れたい。
いろいろと昔の資源を捨てなきゃならなそうだが、そうもいかないので現状のXP環境を
どうにかする方法を考えよう。